WHOが警告:長すぎるスクリーンタイムは子どもに悪影響【IT社会の英語ニュースについて議論する】第28回 3/7(木)20時 @オンライン
グローバルな場で必要な英語力て何?「ITと社会」を英語で理解し、発信するための新英語ワークショップ
2023年から始まったワークショップ[IT社会の英語ニュースについて議論する]第28回開催のお知らせです。今回は書籍 [VOAで聞き読み IT社会の英語ニュース入門]のなかの [Topic 14] デジタル機器の健康問題という話題を取り上げます。今回、利用する教材はVOAの記事[WHO:Too Much Screen Time Bad for Children](webでも閲覧可)を利用します。詳細は以下のセクションでご確認ください。
ワークショップ第28回「WHOが警告:長すぎるスクリーンタイムは子どもに悪影響」
今回のワークショップは、VOAが報じた記事「WHOが警告:長すぎるスクリーンタイムは子どもに悪影響(WHO:Too Much Screen Time Bad for Children)」について議論します。
パンデミックの最中に、急速に気運が高まったのが、政府の「GIGAスクール構想」を基盤とした「教育のデジタル化」の推進です。
GIGAスクール構想の実現について
https://www.mext.go.jp/a_menu/other/index_00001.htm
パンデミック以前の早い時期から、教育のデジタル化を進めていた他先進国では、新型コロナの蔓延で対面授業が困難になっても、リモート・ラーニングへの移行が比較的スムーズでした。これらの国々では、パンデミックにより義務教育の遂行に支障が出ても、オンライン授業を続けることより、教育の危機を乗り切った、と話題になりました。一方、教育のデジタル化に関しては、メリット、デメリット双方が指摘されており、今後も議論は続きそうです。
教育のデジタル化は可能か | 研究プログラム | 東京財団政策研究所
https://www.tkfd.or.jp/research/detail.php?id=3902
近年、多数の研究者が、デジタル・ラーニングには多くのメリットがある反面、成長期の子どもたちには、デメリットのほうが多いのではないか、という指摘をしています。以下は、その代表的な研究結果です。
Screen media has a wide range of cognitive consequences, with both beneficial and detrimental effects noted. Screens can improve education and learning; however, too much time spent in front of a screen and multitasking with other media has been related to worse executive functioning and academic performance. As screen time reduces the amount and quality of interactions between children and their caregivers, it can also have an impact on language development (スクリーンメディアは、有益な効果と有害な効果の両方が指摘されており、幅広い認知上の影響がある。デジタル機器の存在は教育や学習の質を向上させるが、スクリーンの前で過ごす時間が長すぎたり、他のメディアとのマルチタスクが子どものタスクの実行能力や 学業成績の悪化に関係している。また、デジタル機器の画面を見ている時間は子どもと養育者の対話の量と質を低下させるため、言語の発達にも影響を及ぼす可能性がある)
Alexander Muacevic and John R Adler
Effects of Excessive Screen Time on Child Development: An Updated Review and Strategies for Management
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC10353947/
デジタル教育の効果もさることながら、WHOは子どもが長時間、デジタル機器のスクリーンを視聴することの健康上の懸念を指摘しています。特に年齢が低い子どもの場合は、デジタル機器の利用には、格段の注意が必要なようです。
あなたはこの問題について、十分に注意を払っていますか?VOAの記事はウェブで読めますので、初めての方も是非、ご参加ください。ワークショップの内容は以下のとおりです。
日時: 2024年 3月7日(木)20時~21時30分
場所: オンライン
定員: 参加者は10名程度まで(但し、見学者は含まない)
費用: 見学のみ: 500円、初回参加者:800円(オンラインのみ)~
教材は以下のHPでご確認ください。「ITと社会」の各テーマに関する解説も含まれていますので、できるだけ、テキストを購入されることをお薦めします。準備なしでは設問には答えられないと思います。設問は参加予定者及びオンライン・サロン/有料ニュースレター会員に送付します。
[教材]
WHO: Too Much Screen Time Bad for Children
https://learningenglish.voanews.com/a/who-too-much-screen-time-bad-for-children/4891186.html
チケット
チケットは以下のYahooチケット・サイトから購入、もしくは銀行振込みでお願いいたします。
WHOが警告:長すぎるスクリーンタイムは子どもに悪影響【IT社会の英語ニュースについて議論する】第28回 3/7(木)20時 @オンライン
https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/01jd7rgftrk31.html
また銀行振り込みの場合、以下のサイトから用紙をダウンロードしてご利用ください。
https://www.global-agenda-21c.com/contact
ワークショップ 「IT社会の英語ニュースについて議論する」
2023年3月半ばから「IT社会の英語ニュースについて議論する」を始めます。デジタル社会の急速な進展を受けて、労働者全員が世界のIT開発の動向とそれが社会や企業活動に与えるインパクトについて知るべき時代となりました。パンデミックからポスト・コロナの世界では、以前にもまして、デジタル技術の方向性をいち早く知り、それを使ったイノベーションを世界の人々と共有する時代になりました。いくら翻訳ソフトが進化したとはいえ、日本語だけでは、情報収集にも限界があります。また、世界共通語となった英語を自在に使えるようにならなければ、変化の激しいビジネスの世界で、今後の個人及び企業の成長は望めません。このワークショップは世界のデジタル・サービスの現状及びそれが社会に及ぼす影響を英語で理解し、それらに関する意見を自分で発信することにより、英語力とコミュニュケーション・スキルの増強を同時に図る、という画期的なプログラムです。
IT社会の英語ニュースについて議論する|
https://note.com/globalagenda/m/m5a200ed1279a
「VOAで聞き読み IT社会の英語ニュース入門」の英語は難解ではありません。しかし、関連する社会問題を理解していないと発言できないテーマばかりです。今後の予定としては月2-3回(対面でのSDG英語ニュースも別途開催予定)、エッセイをグループで議論し、これらにITに関わる社会問題を英語で自分でも発信できるようにすることが目標です。ワークショップはグローバル・アジェンダが開発したフォーマットを利用します。 「IT社会の英語ニュースについて議論する」はIT社会の17のテーマ全てについてVoice of America (VOA)の記事を利用し、英語で議論します。
VOAで聞き読み IT社会の英語ニュース入門
https://www.cosmopier.com/shoseki/4864541763/
以下、出版社のサイトからの抜粋です。 IT社会の「今」を英語で知るための入門書。VOAニュース29本を厳選!
こんな方に最適
高校レベル以上の英語を学んでおり、もう少し広いテーマを用いて英語を学びたい方
ITを用いたサービスやIT企業の動きなどについて、英語で情報(特にニュース記事)を集めたい方
IT関連ニュースに興味があり、できればそれをテーマに英語を学んでみたい方
オンライン・サロン
現在、「Global Newsについて語ろう」「WritingCafe」の2つのオンライン・サロンがあります。サロン会員募集中です。詳細は以下からご確認ください。