【解説と設問を発表】「The SDGs Report 2021」(4)目標16:平和と公正をすべての人に【英語で学ぶ大人の社会科】第41回 4/10(日)20時@オンライン
チケット
ワークショップ
ロシアとウクライナの戦争が始まってから既に6週間以上が過ぎました。そして時間が経つにつれ、その被害の大きさが明らかになっています。また大量の難民が発生し、紛争や圧政が生み出す計り知れない人的コストをまざまざと我々に見せつけています。SDGsの「目標16:平和と公正をすべての人に」は、このような暴力や搾取を根絶するための国連の取り組みです。今回の「英語で学ぶ大人の社会科」はこの問題について、以下の報告書の資料を使い、英語で議論します。
「The SDGs Report 2021」Goal 16: Peace, justice and strong institutions
Promote peaceful and inclusive societies for sustainable development, provide access to justice for all and build effective, accountable and inclusive institutions at all levels
- Sustainable Development Goal Indicators
ワークショップの詳細は前回のnote記事でご確認ください。
「The SDGs Report 2021」(4)目標16:平和と公正をすべての人に【英語で学ぶ大人の社会科】第41回 4/10(日)20時@オンライン
【解 説】
かつてフランシス・フクヤマ氏が「歴史の終わり」で論じたように、ベルリンの壁の崩壊とソビエト連邦の消滅で、多くの人々は冷戦は終わったと信じていました。しかし、ロシアとウクライナの戦争は、改めて一国の指導者が権力を濫用し、反対意見を封じ込むことができること、そして自らの地位を守るため、暴力により人々の権利を蹂躙し、世界経済を混乱させうることを我々に思い起こさせました。
ロシア・ウクライナ間の戦争は情報戦争ともいわれるくらい、我々は日々、戦争の不条理さ、軍事力を背景とした国家による暴力を目のあたりにしています。ただ、これまで我々が十分に情報を得ていなかっただけで、コロナが全世界を覆った2020年にも、紛争や国家からのいわれなき暴力により、8,240万人もの難民が発生したことを「The SDGs Report 2021」は報告しています。
At the end of 2020, about 1 per cent of the global population – 82.4 million people – had been forcibly displaced as a result of persecution, conflict or generalized violence.
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