SDGs達成に向けたテクノロジーの役割を探る【SDGs英語ニュースについて議論する】第53回3/11(土)10時 @オンライン
グローバルな場で必要な英語力て何?「SDGsの現状」を英語で理解し、発信するための英語ワークショップ。
「SDGs英語ニュースについて議論する」ワークショップ第53回を2023年3月11日(土)10時@神戸元町&オンラインで開催します。今回はテキスト「VOAで聞き読みSDGs英語ニュース入門」の中には含まれていませんが、「SDGs達成に向けたテクノロジーの役割を探るForce for Good報告書」という記事について議論します。
この記事はThe SDG Knowledge Hubのサイトに掲載されています。また記事はWebで読むことができますので、書籍を持っていない方もぜひ、ご参加ください。以下ワークショップの案内です。
ワークショップ第53回「SDGs達成に向けたテクノロジーの役割を探る」のご案内
「SDGs英語ニュースについて議論する」は今後のビジネス・社会の動向、国際関係を知るためには必須の内容です。今回のテーマは「SDGs達成に向けたテクノロジー」についてです。
また、今回のワークショップはこの後に開催予定の[IT社会の英語ニュースについて議論する]シリーズへの橋渡しをするものとして企画しています。そのため、デジタル技術をSDGsの目標達成のために、どのように使うかが、議論のテーマです。
【更新】2023年[IT社会の英語ニュースについて議論する]ワークショップ開始のお知らせ|
https://note.com/globalagenda/n/n55695e622b9a
デジタル社会の到来は民主化と経済成長を推進すると長らく信じられてきました。同時にデジタル技術にアクセスできる人口とそうでない人々の格差を広げるものではないかと懸念されてきたのも事実です。
先進国と途上国の双方でデジタル技術は現代人の生活を一変させました。一方、デジタル技術を経済成長の起爆剤として利用することに成功してきたのは中国やインドなどの新興国かも知れません。一方、その技術による恩恵が広く国民に分配されていないことは、先進国の問題と構造は同じだと思います。
東京大学|UTokyo BiblioPlaza - 伊藤 亜聖『デジタル化する新興国』
http://www.u-tokyo.ac.jp/biblioplaza/ja/G_00203.html
先進国と新興国共通の課題はまさにこの「SDGsの目標」とデジタル技術による経済成長をリンクさせることだと思います。このふたつ「成長と分配」を同時に実現させる手段が企業統治、教育、財政、公共政策の分野の研究です。近々、この課題と関連して「英語で学ぶ大人の社会科」でトマ・ピケティの提言に関する記事を取り上げる予定です。
グローバル経済と社会の分断
https://note.com/globalagenda/n/nc8efa838c68a
トマ・ピケティ「社会的に恵まれた階級においては、所得が最も高い層が右派政党を支持し続けた(商売右翼)のに対し、学歴が最も高い層は左派政党を支持するようになりました。左派政党を支持するようになった高学歴層を、私は『バラモン左翼』と名付けました」
今回はテック企業とSDGsをどう結び付けていくのか、新しい視点から見た今後のビジネスの成長のあり方と経営について英語で議論します。
また、費用に関してもお知らせがあります。梅田・神戸・京都で対面のワークショップを準備するにあたり、価格を見直しました。設問が用意されていたThe Japan Times紙のワークショップとは違い、現在、グローバル・アジェンダが主宰する複数のワークショップには事前の準備とリサーチに相当な時間を使っています。欧米の大学・大学院で実施されるレベルの演習を提供していると自負しておりますので、ご理解願えましたら、幸いです。なお、現在企画中の関係諸機関と共同で開催するイベントの価格他、詳細は先方との協議の上、決定します。
併せて、メンバーシップの要件も見直しました。IELTSや大学受験・留学の準備として同じ家族の複数の方が参加されるケースもあるため、オンライン・サロン会員に「家族会員制度」を設けました。AIの進展により、勉学や仕事で求められる能力として、「自分で考える力」がますます重要になっています。ぜひ、このワークショップをご活用ください。
日時: 2023年3月11日(土)10時~11時30分
場所: オンライン
定員: 10名程度まで
費用: 初回または見学(オンライン): 800円、サロン会員:1500円、一般:2,000円(回数券もあります)
教材は以下のHPでご確認ください。SDGsの各テーマに関する解説も含まれていますので、できるだけ、テキストを購入されることをお薦めします。準備なしでは設問には答えられないと思います。設問は参加予定者及びオンライン・サロン会員に送付します。
Force for Good Report Explores Role of Technology in Helping Reach SDGs
https://sdg.iisd.org/news/force-for-good-report-explores-role-of-technology-in-helping-reach-sdgs/
チケット
チケットは以下のYahooチケット・サイトから購入(場所を選択してください)、もしくは銀行振込みでお願いいたします。
SDGs達成に向けたテクノロジーの役割を探る【SDGs英語ニュースについて議論する】第53回3/11(土)10時 @オンライン
https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/016bbgkgt0x21.html
また銀行振り込みの場合、以下のサイトから用紙をダウンロードしてご利用ください。
https://www.global-agenda-21c.com/contact
【2022-23年】ワークショップ「SDGs英語ニュースについて議論する」
2022年から新しいワークショップを運営しています。このワークショップの目的はSDGsの内容を英語で理解し、自分でも世界に向けて発信する能力を身に着けることです。留学を目指している方、企業でR&D、マーケティング、海外関連の部署に勤務する人にお薦めの内容です。
現在、英語中級~上級者向けの「Global Newsについて語ろう!」を主宰しています。このワークショップは2017年からThe Japan Times紙が発表していた教材「朝英語の会」を利用して、対面で(場所は大阪梅田&神戸三宮)開催していました。パンデミックのため、2020年春からはオンラインで開催しています。2020年末にThe Japan Time紙が同プログラムが終了したことを受けて、2021年からは出来るだけ同じレベルの英語メディア記事を利用し、グローバル・アジェンダが設問と解説を作成し、ワークショップを開催しています。
対面でワークショップを開催していた時は複数のグループに分かれ、各テーブルにリーダーがいました。こちらは参加者が交代でテーブル・リーダーを引き受ける形で、全体の進行をグローバル・アジェンダが担当していました。オンラインでのワークショップは参加人数を絞り、グローバル・アジェンダ代表であるDr.Shibataがファシリテーションを務めています。スタイルとしては、欧米の大学・大学院のゼミで行われる議論形式の内容です。参加者は事前に与えられた資料を読むことで、より深くテーマについて学び、英語で積極的に発言することを期待されています。
また、ワークショップ内では、資料に含まれていない関連事項に関する解説もあります。この方式を採用することにより、参加者の時事問題の理解力と英語での発信力は短期間で飛躍的に伸びました。現在利用しているCNNのテキストに基づくワークショップは2022年1月末で終了するため、3月から新しいテキスト「VOAで聞き読みSDGs英語ニュース入門」を利用し、SDGsの17のテーマについてじっくり学習する予定です。
この書籍で取り上げられる内容は欧米の教育システムでは比較的早い時期から、カリキュラムに取り入れられています。また、北米の大学の教養課程や欧米の社会科学系の学部では、これらのテーマについては、過去に議論を積み上げてきています。しかし、日本の教育機関ではSDGs全てのテーマについて深い議論をすることは稀だと思います。また、多くの研究や報道は英語で次々に発信されているため、日本人がSDGsを理解する妨げになっています。
「VOAで聞き読みSDGs英語ニュース入門」の英語は難解ではありません。しかし、関連する社会問題を理解していないと発言できないテーマばかりです。今後の予定としては週1回、1本のエッセイを29週間かけでグループで議論し、これらSDGsに関わる社会問題を英語で自分でも発信できるようにすることが目標です。ワークショップはグローバル・アジェンダが現在主宰しているフォーマットを利用します。 「SDGs英語ニュースについて議論する」はSDGsの17のテーマ全てについてVoice of America (VOA)の記事を利用し、英語で議論します。以下、VOAに関する説明です。
"Voice of America (VOA) is the largest U.S. international broadcaster, providing news and information in more than 40 languages to an estimated weekly audience of more than 311 million people."
VOAの詳細は以下のサイトでご確認ください。
Voice of America (VOA)
「VOAで聞き読みSDGs英語ニュース入門」について
「VOAで聞き読みSDGs英語ニュース入門」はSDGsの17項目を英語で知るための入門書です。この書籍はSDGsをテーマに英語を学びたい方を対象に、SDGsの解説およびVOAの関連ニュース記事を掲載しています。 以下、本からの抜粋です。 【本の特長】
17項目それぞれの解説と、理解を深めるためのキーワード付き
「英文」「語注」「和訳」「英語音声」の4点セットが揃っており、 シャドーイング学習にも最適
学習素材にはVOA Learning Englishを使用し、英語を聞き慣れていない人のリスニング練習にも最適
【対象とする読者層】
高校レベル以上の英語を学んでおり、もう少し広いテー マを用いて英語を学びたい方
SDGs について、英語で情報(特にニュース記事)を集めたい方
SDGs に興味があり、できればそれをテーマに英語を学んでみたい方
SDGsの全貌がよくわからないので英語原文を当たってみたいけど挫折した方
本の詳細は以下のHPからご確認ください。 VOAで聞き読み SDGs英語ニュース入門 コスモピアeステーション編集部・編https://www.cosmopier.com/shoseki/4864541663/
その他詳細は以下のマガジンでご確認ください。
「SDGs英語ニュースについて議論する」|Global Agenda