書くことが世界を変える:アマンダ・ゴーマンを育んだNPO【Global Newsについて語ろう!】第50回 1/15(土)10時@オンライン
チケット
【ワークショップ】
ワークショップは2021年5月7日に発表された以下のCNNの動画と書籍の英語記事を利用します。書籍がなくても該当部分の動画と字幕(以下の動画では2分20秒から)を参照すれば参加は可能です。
アマンダ・ゴーマンを育んだNPO・・The NPO Behind Amanda Gorman
Catching Up With A CNN Hero | May 7, 2021
昨年1月のバイデン大統領の就任式で、「ショーを奪った」と評された新星の詩人、アマンダ・ゴーマン。当時、弱冠22歳である黒人の彼女が式典で謳った詩の力は政治信条や人種、経済格差により分断された米国民の心を癒し、未来に向かわせる不思議な力がありました。
第46代アメリカ大統領ジョー・バイデン氏の就任式で自作の詩を朗誦するアマンダ・ゴーマン氏。
アマンダ・ゴーマンという詩人はどうやって生まれたのか。その秘密が明らかにされています。2014年に「A CNN Hero」に選出されたロサンゼルスを拠点とする非営利組織「WriteGirl」は家庭に問題を抱える少女たちを支援するNPOです。アマンダ・ゴーマンはこのプログラムの卒業生の一人です。詩、小説、ジャーナリズム、歌詞など「Creative Writing」を通じた自己表現により、少女たちは自身の声に耳を傾けることができるようになりました。また、団体が彼女たちに発表の場を与えることで、彼女たちは自分の創作に自信を持ち、新しい世界に向けて羽ばたいていっています。
「WriteGirl」は毎年500人以上の卒業生を送り出し、その多くが恵まれない家庭の出身ながら、奨学金を得て大学に進学したりもしています。プログラムの成功を受けて、現在は少年向けや共学のプログラムもあるそうです。
この動きと対照的なのが、日本の大学の人文・社会科学系プログラム削減の動きでしょうか。
文系、特に人文社会学系の研究者たちが危機感を募らせている。文部科学省が国立大に同系学部の廃止や転換などの改革に努めるよう求めてから五年...
そして、コロナで大打撃を受けた現代社会では、再び人文学や社会科学をつうじた現状分析が盛んになっています。あなたはこのプログラムの存在をどう感じましたか?このワークショップに関する設問は、後に発表する有料記事の購入者、オンラインサロン会員、ワークショップ参加者に送付します。詳細は以下のnote記事でご確認ください。