【解説と設問を発表】野口聡一さんらが宇宙から帰還【Global Newsについて語ろう!】第44回 11/27(土)10時@オンライン
チケット
【ワークショップ】
ワークショップは2021年5月4日に発表された以下のCNNの動画と書籍の英語記事を利用します。書籍がなくても該当部分の動画と字幕(以下の動画では1分48秒~)を参照すれば参加は可能です。
Four Space Travelers Splash Down in the Gulf of Mexico
(野口聡一さんらが宇宙から帰還)
このワークショップの詳細は前回のnote記事でご確認ください。
【note】野口聡一さんらが宇宙から帰還【Global Newsについて語ろう!】第44回 11/27(土)10時@オンライン
https://note.com/globalagenda/n/na9ee525bd5ec
【解説】
米宇宙開発企業のスペースX(SpaceX)が民間で初めて国際宇宙ステーション(ISS)への有人飛行を実現させたのは、2020年5月30日のことでした。2名の飛行士を乗せたスペースXの宇宙船「クルードラゴン(Crew Dragon)」がISSへ到着したことは、米国の有人宇宙飛行としては2011年以来9年ぶりの快挙でした。
米国はこれまでロシアの宇宙船ソユーズに依存して宇宙開発を続けていました。しかし、宇宙開発には多大な費用が掛かることから、民間企業の力を利用して、宇宙開発を続けることにしたのです。
”Under the Commercial Crew program, NASA awarded SpaceX about $3.1 billion and Boeing about $4.8 billion over the past decade to develop spacecraft to replace the Space Shuttle.”
現在、米国がロシアと共同で運営している国際宇宙ステーション(ISS)のプロジェクトが終了することも、米国が独自の開発計画を進める要因でもあります。
宇宙開発には大変なコストがかかり、リスクも大きいことから、反対意見もあるのは事実です。以下、その議論に関するブルームバーグの記事を紹介します。この記事は日本語にも翻訳されています。
記事が強調するのは、宇宙開発に伴って、もたらされたイノベーションの数々です。
”The earlier race to the moon changed American life with innovations from nutritional supplements for infant formula to camera sensors for mobile phones. Gains reaped from deep-space exploration could be far greater: from data transmitted via pulsed laser beams for the ultimate high-speed Internet connection, to medical advances flowing from studies of cosmic radiation.”
国がどれだけ宇宙開発に関与すべきかは、意見が分かれると思いますが、未知なるものへの好奇心が、人類の進歩を導いた歴史を考えると、宇宙開発は今後も続くのではないかと考えています。
宇宙旅行が身近になる時代がそこまで来ているのかもしれません。この新しい開発について一緒に考えてみませんか?このワークショップの設問はサロン会員、記事購入者、ワークショップ参加者に送付します。詳細は以下の記事からご確認ください。