かつての日常に戻る「再開への不安」【Global Newsについて語ろう!】第41回 11/13(土)10時@オンライン
チケット
【ワークショップ】
ワークショップは2021年5月19日に発表された以下のCNNの動画と書籍の英語記事を利用します。書籍がなくても該当部分の動画と字幕を参照すれば参加は可能です。
かつての日常に戻る「再開への不安」:The Eventual Return To Normalcy | May 19, 2021
10月終わりに緊急事態宣言が解除され、少しずつ以前の「日常」が戻りつつあります。日本より一足早く、新型コロナワクチンが普及した欧米諸国では再び流行の兆しもあるものの、多くの国ではワクチン・パスポートなどを活用し、飲食店やイベントは活気に溢れている、と報道されています。日本でもリモートワークではなく、職場に通勤する人が増え始めました。しかし、多くの企業や団体が年度末のパーティを控えたり、大型イベントも2年続けての縮小や開催を見送るなど、完全にかつてと同じ状態に戻ることは難しいようです。
そして、欧米諸国で既に報告されているのが、いわゆる「ニューノーマル」から「かつての日常」へ戻ることの不安です。もちろん、まだ新型コロナが完全に終息したわけではないので、感染に対する不安もあります。しかし、記事で指摘されているのは、ようやく慣れ親しんだ新しい生活様式:在宅勤務、ビデオ会議、リモート学習から、以前の対面を中心とした社会生活に戻ることへの不安です。動画では「普通の生活」から隔離されていた宇宙飛行士が地球に戻った時も同様の不安を抱えていた、との調査報告を紹介しています。知り合いの大学生が通っている大学では、学生の「早く対面授業を再開して欲しい」というリクエストに応えて、大学が対面授業を始めたら、出席はごく僅かで、大学側が学生に大学に来るように改めて呼びかけている、という事態になっています。
新しい生活様式を経験した私たちは「かつての日常」に戻れるでしょうか?それとも、ポストコロナ社会では、生活は「ニューノーマル」を取り入れた「全く新しい日常」に移行すべきなのでしょうか。貴方の考えを聞かせてください。
このワークショップに関する設問は、後に発表する有料記事の購入者、オンラインサロン会員、ワークショップ参加者に送付します。詳細は以下の記事からご確認ください。