「租税回避とパンドラ文書」【Global Newsについて語ろう!】第38回 10/23(土)10時@オンライン
チケット
【ワークショップ】
ワークショップは2021年10月5日に発表された以下のBBCのデジタル版英語記事を利用します。
A massive leak of documents reveal hidden wealth, tax avoidance and in some cases, money laundering.
この記事は日本語に翻訳されています。
「パンドラ文書」とは何なのか。何が明らかになったのか。私たちにとってどんな意味があるのか。わかりやすく説明する。
10月に入って、国際調査報道ジャーナリスト連合(ICIJ、本部・米首都ワシントン)が発表したニュースが世界に衝撃を与えました。17カ国のジャーナリスト600人以上が、14カ所の情報源から流出した書類を調べたところ、現職の大統領や王室のメンバー、金と権力をもつ世界の大物たちが資産を隠し、税金を回避し、時にマネーロンダリング(資金洗浄)をしていたことが明らかになったのです。パナマ文書、パラダイス文書のケースと同様に日本人の名前もその中に含まれているようです。
世界の指導者、政治家、富豪らが莫大な資産をひそかに保有し、タックスヘイブン(租税回避地)に設立した会社を通して取引をしてきた様子が、大量にリークされた資料から明らかになった。
文書、画像、メール他、大量の資料の全容が分析され、それらの詳細が報道されるのには、まだまだ時間がかかりそうです。しかし、政府の活動を支える税金を逃れることができるのは、世界で最も裕福で、それゆえに強大な権力を持っている人々であることは、パンデミックで更に進行した「格差社会」でもがく人々の間で大きな波紋を呼びそうです。
世界的に法人税の強化や富裕層に対する課税が話題になっている今、貴方はこのニュースについてどう思いますか?このワークショップに関する設問は、後に発表する有料記事の購入者、オンラインサロン会員、ワークショップ参加者に送付します。