【解説と設問を発表】パンデミックで世界は変わった【Global Newsについて語ろう!】第28回 8/14(土)10時@オンライン
【ワークショップの詳細】
以下の【note】記事でご確認ください。
ワークショップは昨年末に発表された以下のThe Japan Times紙(AFP配信)の記事を利用します。この記事は「The Japan Times ニュースで深堀り英語vol.3」の56頁に日本語訳とともに転載されています。
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【解説】
コロナ禍からの復興において頻繁に使われている言葉がBuild Back Better(ビルド・バック・ベター)です。和訳は「よりよい復興」。災害からの復興において、元通りの復興ではなく、災害に対してより強靱で、かつ環境負荷が低く、よりインクルーシブな地域づくりを行うという考え方です。ポスト・コロナにおいても同様の考えが提唱されており、OECDやUNなどの国際機関もこのスローガンを掲げています。
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また、米国のバイデン政権もこの方針のもと、コロナからの復興を目指しています。
2020年6月に発表されたOECDのポスト・コロナに向けた復興プランの方針を網羅した文書では「A more resilient economy depends on a shift to sustainable practices」(より強靭な経済は持続発展可能な取り組みへのシフトにかかっている)とのメッセージを発信し、具体的に以下の5つの取り組みを進めるべきだとの提言を発表しました。
-Enhancing biodiversity while ensuring a resilient supply of food
-Investing for low-carbon, resilient electricity systems
-Energy efficient housing as part of compact, resilient and sustainable cities:
-Catalysing the shift towards accessibility-based mobility systems
-Improving resilience of supply chains while accelerating the shift towards circular economy principles
オフィスの必要性が低下し、リモートワークが一般的になるなか、キャリアや仕事に対する考え方にもパンデミックは大きく影響したといいます。
例えば、ワクチンが普及し、米国の飲食業界もビジネスを再開しましたが、十分なスタッフを集めることができません。インタビューを受けた人々は、コロナ禍で休業中に自分の仕事中心のライフスタイルを見直し、以前のように薄給で週80時間も働けないと思っているそうです。働くことの意義とは何か、考えさせられるPodcastでした
また、家庭内での役割分担やオンライン学習、医療にかかわる個人データの収集と活用の在り方、メンタルヘルスなど、長年課題となっていた社会問題がこのパンデミック時に噴出した感があります。あなたが気になるポスト・コロナの問題は何ですか。一緒に議論していきたいと思います。
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