【解説と設問を発表】ESGとステークホルダー資本主義①【英語で学ぶ大人の社会科】第30回 7/11(日)20時@オンライン
2021年7月11日(日)20時~の【英語で学ぶ大人の社会科】は世界経済フォーラム(WEF)の記事を使い、英語で議論します。重要なトピックなので2回に分けて開催しますが、7/11(日)第1回は「ESGと社会へのインパクト」について議論します。新型コロナ感染対策として、オンラインでの開催です。チケットは以下からご確認ください。
【チケット】
詳細は前回のnote記事でご確認ください。
「ESGと社会へのインパクト」
まず、第1回7/11(日)20時は「ESGと社会へのインパクト」というテーマで、社会へより良いインパクトをもたらすために、企業がどのようにESGに取り組むべきか、WEFが示した指針について以下の記事を使い議論します。
私がこの記事で感慨深いなと思ったのは、企業の存在価値・目的のシフトです。ほんの少し前まで、多くの企業の目的はとにかく収益をあげることで、株式会社はどれだけ多くの配当を株主に供与し、かつ株式の価値を上昇させられるかが至上命題でした。CSRという概念は存在したものの、あくまで企業の広報活動の一環でした。それがいまや、多くの投資家が、ESGが今後10年の主な投資の対象であり、それにより企業価値が高まり、ブランド力が強化されるというのです。
Today, 90% of the S&P 500 produce ESG reports, and Morgan Stanley declared that ESG will define the next decade of investing.
そして、ESGを単なる企業のPRツールとして終わらせないために、ESG投資のインパクトの見える化が進められています。それを確実にするために、ESG投資に関する企業の情報開示の基準の標準化も、今日の喫緊の課題となっています。
Only standardization and transparency can prevent ESG from becoming a hollow tool for marketing or greenwashing.
日本の企業は、この動きにどれだけ対処できているでしょうか。皆さんの議論に期待します。このワークショップに関する設問は、以下のnote有料記事の購入者、オンラインサロン会員、ワークショップ参加者に送付します。