【解説と設問を発表】拡張現実(AR)の世界が進化【Global Newsについて語ろう!】第47回 12/18(土)10時@オンライン
チケット
【ワークショップ】
ワークショップは2021年4月2日に発表された以下のCNNの動画と書籍の英語記事を利用します。書籍がなくても該当部分の動画と字幕(以下の動画では冒頭の部分)を参照すれば参加は可能です。
拡張現実(AR)の世界が進化・・A World of Augmented Reality
ワークショップの詳細は前回のnote記事でご確認ください。
[note]拡張現実(AR)の世界が進化【Global Newsについて語ろう!】第47回 12/18(土)10時@オンライン|
【解 説】
まだまだ、一般の日本人には馴染みの薄いARですが、VRとの違いも含めて以下のように説明されています。
「ARとは「Augmented Reality」の略で、一般的に「拡張現実」と訳される。実在する風景にバーチャルの視覚情報を重ねて表示することで、目の前にある世界を“仮想的に拡張する”」
昨年の「ポケモンGO」のヒットでも記憶に新しい技術「AR=拡張現実」。今回はこのARについて、「VRとの違い」や「実現できる未来の生活」まで詳しく解説します!
また、以下の部分は多くの人が混同する部分です。
「話題の技術として、ARとセットで語られることが多いものに「VR(Virtual Reality)」がある。同じように視覚を利用する技術だが、ARが現実世界に視覚情報を重複表示させる「拡張現実」であるのに対し、VRはクローズドな世界(スクリーン)にリアリティを高めた視覚映像を投影する「仮想現実」だ。後者は「非現実の世界をあたかも現実のように感じさせる」もの。両者は似て非なるもので、むしろ対照的と言っても過言ではないだろう。」
上記の記事が発表されたのは2017年ですが、CNNの動画でも触れられているように、ARを利用したゲームアプリで大成功を収めた製品が「ポケモンGO]です。しかし、そういったエンタメ以外にも、ARの実用的な利用は無限大だというのです。この記事では、家具の配置を考えるアプリ「IKEAカタログ」なども紹介されています。たしかに、家具を買いに行く時には以下の作業が大変面倒だったことを覚えています。
「家具を購入するときは、寸法の確認が面倒だったり、室内と家具の外観のマッチングが気になったりするものだ。AR技術を利用すれば、そんな迷いも一気に解決できる。」
そこから、5年近くが経ち、ARの利用例はどんどん広がっているようです。ファッションや美容、旅行などのショッピング以外に、教育、医療、製造業などへも用途が広がっています。
そして、いまや、MIxed Reality : 複合現実 という利用法が主流になりつつあります。マイクロソフトはこの用語を以下のように説明しています。
「複合現実は、メインフレーム、PC、スマートフォンに続くコンピューティングの次の波です。 複合現実は、コンシューマーと企業で主流になりつつあります。」
Mixed Reality とは
Mixed Reality の範囲で AR および VR デバイスの使用を説明した、Mixed Reality に関するディスカッション。
また、ARなんか使ったことがないという人でも、SNSで写真や動画を加工するアプリを使った経験のある人は多いのでなないでしょうか。それも、実はARの技術の一種です。
The State Of Augmented Reality
そして、ARの利用は次にどこに向かうのか、ガーディアン紙が次のような予測を出しています。ずばり、メタバース (英: Metaverse) のような多人数が参加可能な3次元の仮想空間です。利用者は彼らが見ているその仮想現実の撮影も可能だといいます。また、気候危機の現状をより分かりやすく伝えるためのARの技術の応用は既に始まっています。
”The next step for AR, and where it starts to bump into woolly notions of the metaverse, is glasses that put a digital overlay on the world – as well as allowing users to film what they see (while igniting a whole load of privacy concerns). ”
Analysts expect 71m VR and AR devices will be sold in 2025, and a new ecosystem of apps is coming
現実空間と拡張あるいは仮想空間との境界線が今後はどんどん曖昧になってくるのでしょうか。あなたはこれらのデジタル技術の進展をどう思いますか。このワークショップの設問はサロン会員、記事購入者、ワークショップ参加者に送付します。皆様のご参加をお待ちしています。