【解説と設問を発表】パキスタンの洪水「国土の3分の1が水没」【SDGs英語ニュースについて議論する】第31回 9/17(土)10時@オンライン
ワークショップ第31回パキスタンの洪水「国土の3分の1が水没」のご案内
「SDGs英語ニュースについて議論する」は今後のビジネス・社会の動向、国際関係を知るためには必須の内容です。今回のテーマはSDGsの13番目の目標「気候変動に具体的な対策を」です。
目標13 気候変動に具体的な対策を “気候変動から地球を守るために、今すぐ行動を起こそう”
パキスタンの洪水で、既に国土の3分の1が水没、3300万人が被災したそうです。原因は人類が恐れている地球温暖化の最大のリスク、氷河の融解です。パキスタンの気候変動相、シェリー・レーマン氏は以下のようにコメントしています。
「ご存じかと思いますが、氷河が解けています。(一国でできる)対策は何もありません。通常、高温になった夏に氷河湖決壊洪水が起きますが、今年は通常よりも3倍も起きています」
日本でも無理な開発のために、過去に何度か土砂災害が起こっていますが(2021年の熱海の土石流災害はそのひとつ)、パキスタンのケースも気候変動以外に、脆弱なインフラや無謀な開発がありそうです。
今回はこの気候変動による大規模災害とその対策について英語で議論します。このワークショップの詳細は以下の通りです。
日時: 2022年9月17日(土)10時~11時30分
場所: オンライン
定員: 10名程度まで
費用: 初回または見学のみ: 800円~
教材は以下のHPでご確認ください。SDGsの各テーマに関する解説も含まれていますので、できるだけ、テキストを購入されることをお薦めします。準備なしでは設問には答えられないと思います。設問は参加予定者及びオンライン・サロン会員に送付します。
UN: Devastating Floods 'Biggest Challenge' for Pakistan in Decades
Aid workers warn of sharp increase in food insecurity, severe economic impact
チケット
チケットは以下のYahooチケット・サイトから購入、もしくは銀行振込みでお願いいたします。
パキスタンの洪水「国土の3分の1が水没」【SDGs英語ニュースについて議論する】第31回 9/17(土)10時@オンライン
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その他詳細は以下の記事からご確認ください。
解説
日本での報道は少なくなっていますが、今回のパキスタンの洪水被害は今後の一段の気候変動対策の強化と新興国での「都市計画」の重要性を再認識させるような出来事です。
パキスタン大洪水、復興に苦難 家も職も押し流す
パキスタン北西部カイバル・パクトゥンクワ州では8月下旬、増水したスワート川が流れを変えてナイーム・ウラーさん(40歳)の村に怒濤のごとく流れ込み、ウラーさんと親族の家屋14戸を押し流した。
まず重要であるのは、今回の洪水被害は、パキスタン国民の健康維持と今後の経済活動に及ぼす影響が非常に大きく、世界的な食糧安全保障にもかかわる国際問題だということです。
国連人道問題調整事務所によると、パキスタンは洪水で約200万エーカーの作物が被害を受け、経済に影響が及ぶだけでなく、食糧安全保障も危険にさらされる可能性がある。
くわえて、この災害は防災に関して我々が何をすべきかという貴重な教訓も残しています。
ここから先は、ワークショップの参加者とオンライン・サロン会員、以下の記事購入者に送付します。