当日、午前中はあいにくの雨でしたが、午後には晴れ&曇りのお天気で楽しい1日を過ごすことができました。
1)湊川隧道(日本初の河川トンネル)の見学
神戸の近代化産業遺産 日本最初の河川トンネル「湊川隧道」の魅力
https://www.feel-kobe.jp/column/minatogawa-zuido/
今年2月に放送されたNHKドラマのロケ地として使われていました。以下の記事のカバー写真にこのトンネルが使われています。
「どエラい企画を通してくれましたね…」と言われた私が土曜ドラマ「探偵ロマンス」を作るまで|NHK広報局
https://note.com/nhk_pr/n/n5ddf9e07dfd2?magazine_key=m1f0ed3727eb2
神戸の震災で発掘された、貴重な要石が入り口横にありました。
その後、天井川として知られた湊川を埋め立てて造られた湊川公園・新開地に移動。
明治34年、湊川改修株式会社により旧湊川は石井川と天王谷川の合流点下流の菊水橋付近から付け替えられ、会下山をくり抜いた湊川隧道を流れ、刈藻川に合流する新湊川が誕生しました。一方、旧湊川の河川堤防は削られて、湊川新開地と呼ばれる、後に映画館や芝居小屋が集中する繁華街として発展しました。
湊川流路の変遷
https://web.pref.hyogo.lg.jp/kok11/ko05_1_000000016.html
湊川公園は橋の上にある公園で、現在その下には道路が走っています。公園内には、かつて東洋一といわれた「神戸タワー」を記念する塔がありました。
神戸タワーは、地元住民らによって1924(大正13)年に建設された。当時は「高さ300尺(約91メートル)」と宣伝され、東洋一の呼び声もあったそうだ。晴れた日には、和歌山県と淡路島に挟まれた紀淡海峡まで見渡せたという証言も。
街のシンボル、姿消して52年 新開地にあった「神戸タワー」
https://www.kobe-np.co.jp/news/monthly/news/hyogo/202002/0013111732.shtml
写真ではわかりにくいですが、この地にあった湊川が埋め立てられたことは、新開地商店街がなだらかな坂になっていることからも、その痕跡が見られます。
2)異国情緒あふれる神戸北野地区を訪問
3/17はアイルランドのお祭りであるセント・パトリックス・デーです。
2023年、日本で行われるセント・パトリックス・デー関連イベント
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000045.000017681.html
当日、アイリッシュパブと英国パブを訪問したものの、時間がお茶の時間ということで閑散としていたので、予定を変更して神戸北野地区を訪問しました。そこで、NHK神戸の裏側にあるモスクを外から見学。
神戸ムスリムモスク
http://kobe-muslim-mosque.com/news/
神戸ムスリムモスクは、1935年(昭和10年)、神戸在住のトルコ人、タタール人、インド人貿易商らの出資により建てられた日本で最初のモスクです。当モスクは誰でも見学自由ですが、見学の際には、こちらの見学についてをお読み下さい。
当日、中に入ることは、あきらめたのですが、海外ほど見学は厳しくないようです。
見学の方へ: イスラム教徒でなくても内部の見学は可能ですが、団体の場合は、事前に電話で申し込んで下さい。見学の際、肌の露出(半ズボン、ミニスカート等)の方は入館できませんので、ご注意下さい。
その後、近くにある北野小学校を改造した「北野工房のまち」を訪問。ここは廃校になった旧神戸市立北野小学校を活用して、1998年に誕生した観光スポットです。
北野工房のまち
https://kitanokoubou.jp/
館内の図書室だったというティールームで美味しい珈琲をいただき、解散しました。